猫の出ている映画を観るのが好きです。
今回は2017年11月に公開された「愛しのノラ 幸せをはこぶ猫」 をご紹介します。
白猫ちゃんを我が子の様に溺愛しているご夫婦のストーリーです。
ネタばれはしていないのでご安心くださいね。
猫の映画 愛しのノラ 幸せをはこぶ猫 あらすじ
2時間ドラマの脚本家の旦那さん、公務員の奥さん夫婦。
そのお宅に、真っ白な野良猫ちゃん「シロ」が住み着きます。
不妊治療をしたこともあるが子供は諦めた経緯がある二人は、シロを我が子の様に可愛がります。
ある日、旦那さんが仕事の邪魔をするシロを外に遊びに出したところ、シロはいつまで経っても帰って来ません。
二人は必死になって探しますが見つかりません。
旦那さんは仕事も手につかない位に落ち込んだ日々を過ごします。
さらに、奥さんの身にも予期せぬ出来事が、、、
二人はシロが帰ってくるのをずっと待ち続けます。
シロは帰ってきてくれるのでしょうか、、、
愛しのノラ ~幸せをはこぶ猫~1時間21分です。
猫の映画 愛しのノラ 幸せをはこぶ猫のキャスト
監督:田尻裕司
出演:
水澤 紳吾(脚本家の旦那さん役)
大島 葉子(奥様役)
主演の水澤さん、私はこの映画を観るまで知りませんでしたが、
「SR サイタマノラッパー」という映画&ドラマをはじめ、数々の作品に出ている有名な俳優さんの様です。
奥様役の大島葉子さんは、170センチもあるスラっとした女優さん。
河瀬直美監督の「影-Shadow」で主演もされています。
愛しのノラ 幸せをはこぶ猫のレビュー
ネタバレなしのレビューです。
シロはふわっふわの美猫ちゃんです。
ピョンピョンと跳ぶ様に動く姿がとっても可愛いです。
旦那さんはシロがいなくなってから、
シロのベッドを抱えたまま動けなかったり、シロの幻覚を見たり、、、
シロを探しに行った出先で涙が出てきてしまったり、、、
完全なペットロス状態になります。
どこに居るのかも分からない、無事なのかも分からない、、、
想像しただけで本当に辛いですよね。
そんな傷心の人に心無い言葉を投げつける人間もいて、、、
我が家も子供がいないし、猫のナナを我が子の様に溺愛していているので、主人公に感情移入して泣きながら観てしまいました。
ストーリーの中で、黒猫さんも登場します。
ひょんなことから夫婦の家に入りこみ、夫婦と暮らします。
その後、黒猫さんは、、、
そうそう、この旦那さん、競馬でお金使いこんだり、泥酔したり、ちょっと、どーしよーもない旦那に思いました。
奥様にも素直な愛情を表せないタイプに見えるし、よく愛想尽かされないな~なんて思ってましたが、さりげなく洗濯物を畳んだり、朝食作ったり、ちょっと見直すシーンもありです。
夫婦とシロの3人で畳の上で寝転んでいるシーンがあるのですが、言葉が無くても愛が見えてジーンときます。
奥さんへのメールのシーンもひと言だけど愛を感じました。
そして、エンディング。
いきなり、え????という急展開になります。
私は頭がついていかず、最後のシーンをもう一回観なおしてしまいました。
(こういう時、amazonビデオで観ていて良かったな~と思います 笑)
ちょっと不思議な展開に混乱しますが、全体的にまったりとして心温まるストーリー映画です。
愛しのノラ ~幸せをはこぶ猫~
愛しのノラ 幸せをはこぶ猫の口コミ
他の人はどんな感想なのか口コミを見てみましょう。
大きな波はないけれど、毒気がなくてゆったりとした平和な日常と猫の愛苦しさに頬を緩めてマッタリと浸った。
うんうん、日常に猫がいる幸せを実感します。
思ったより猫が出ません、主役の俳優がキモいです。
辛口ですね~^^;
猫ちゃんは、シロちゃんの他に黒猫ちゃんも出てきます。
幻覚シーンとかでも、猫ちゃんは結構出てくるけどなぁ。。。
キモイ、、、えーと、、、旦那さん役の水澤 紳吾さんですが、最初から最後まで、たけし軍団のダンカンさんに見えました 笑
愛しのノラ 幸せをはこぶ猫はこんな人におすすめ
猫ちゃん好きには勿論、白ねこちゃんが特に好きな人には嬉しい映画でしょうね。
ふわっふわで触りたくなります。
私も以前飼っていた白猫のミーシャを思い出してしまいました。
そう言えば、映画に出てくる猫ちゃんて白猫ちゃんが多い気もしますね。
「映える」のかしら!?
猫ちゃんが脱走してしまって帰って来るのを待っている方にも、この映画を観て励みにしていただきたいです。
愛しのノラ ~幸せをはこぶ猫~まとめ
猫が出てくる映画「愛しのノラ 幸せをはこぶ猫」のご紹介をしました。
ノラちゃんって、家を選んで来てくれる様な気がしています。
このご夫婦も最愛のノラ「シロちゃん」に出会えて本当に幸せだと思いますが、いつも側にいた猫ちゃんがいなくなってしまったら本当に辛いですよね。
それに、奥さんの身にも起きた出来事。
どれをとっても他人事には思えませんでした。
愛する家族と当たり前の日常を過ごせる事が何より幸せなのだと思った映画でもありました。
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