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オランダの実話絵本「風車小屋ねこカッチェ」を読みました

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とっても綺麗な三毛猫さんの表紙が目に留まりました。

「風車小屋ねこカッチェ」という絵本です。

絵本はイラスト調の絵のものが多い中、猫の毛の一本一本まで描かれているところにも惹かれました。
ネタばれしない程度のあらすじと、感想をご紹介します。

風車小屋ねこカッチェのあらすじ

パラパラと見ようかなと思って開いてみたら、意外にも字が多いです。
小さな子供が自分で読むのではなく、物語が読める年齢の子供向け、読み聞かせをしてあげる大人向けの本なのかもしれません。

このお話は、1421年にオランダで起こった実話だそうです。

カッチェという猫がご主人とても仲良く暮らしていました。
しかし、お嫁さんがやって来た日から、カッチェがいつもご主人と一緒に寝ていたベッドから追い出されてしまいます。
日中も、お嫁さんはカッチェに冷たくします。
カッチェは小屋の片隅で、ぺちゃんこの麻袋をベッドにしてひとりで眠るようになります。
赤ちゃんが産まれると、カッチェはお嫁さんにさらに冷たくされます。
でも、カッチェは赤ちゃんが大好き。
2人は離れなくないのに引き離されてしまいます。

そんなある日、大洪水が起きます。
カッチェはどうなってしまうのか。。。。!!

風車小屋ねこカッチェを読んだ感想

猫のカッチェがひとり寂しく小屋の片隅で眠るシーン。
カッチェの気持ちを思うと涙が出てきてしまいました。

大好きなご主人とも一緒に寝られない。
大好きな赤ちゃんとも一緒にいられない、、、

ちょっとお嫁さん!
ひどいんじゃないの!!

と本気で頭にきてしまいました。

そして結末、、、
これが実話とは。

ここも涙でした。

猫は赤ちゃんが好き。
猫は勇敢。
そして猫は愛情深い。
あらためて実感した絵本でした。

風車小屋ねこカッチェの情報

素敵なお話しです。
是非読んでみて下さい。

「風車小屋ねこカッチェ」
発売日:2002年11月
出版社:BL出版
文:グレッチェン・ウェルフレ
絵:ニコライ・ベイリー
訳:今江祥智&遠藤育枝

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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