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【全自動猫トイレのデメリット7選】メリットや選び方も詳しく解説!

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猫を飼っている方にとって、トイレの世話は避けて通れない日課です。とは言え、仕事や家事で忙しい毎日を送っていると、猫のトイレ掃除が大きな負担になりがちです…。

ねこ初心者
ねこ初心者

だから全自動猫トイレを導入しようかと考えてるの!

この記事では、全自動猫トイレのデメリットやメリット、向いている人の特徴、選ぶ際のポイントについて解説します。記事を読んでいただくと、全自動猫トイレを導入しようか検討する時の判断材料にしていただけます。

筆者TOMOMI
筆者TOMOMI

全自動猫トイレは飼い主さんの負担を軽減できるけど、初期費用が高く、メンテナンスしなくて良いわけではないよ。

導入検討の際は、メリットとデメリットを十分に比較検討しましょう。

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全自動猫トイレのデメリット7選

全自動猫トイレは利便性に優れている一方で、デメリットも存在します。全自動猫トイレのデメリットは以下のとおりです。

  • 初期費用が高くなる
  • 定期的なメンテナンスが必要になる
  • 猫が嫌がる可能性がある
  • 運転音が気になる可能性がある
  • 故障のリスクがある
  • 猫の健康状態の把握が難しくなる
  • 電気代と消耗品のコストがかかる

初期費用が高くなる

全自動猫トイレの最大のデメリットは、一般的な猫トイレと比べて高額になる初期費用です。3~10万円程度の価格帯は、飼い主にとって大きな負担になる場合があります。モデルごとの価格帯は以下のとおりです。

モデル価格帯
低価格モデル3~5万円
中級モデル5~8万円
高性能モデル8~10万円以上

長期的な使用を前提とし、予算も考慮した購入検討が大切です。コストパフォーマンスを吟味し、ライフスタイルに合った選択をしましょう。

定期的なメンテナンスが必要になる

全自動猫トイレの衛生状態を保ち、正常に機能させるためには、定期的なメンテナンスが必要です。具体的な内容としては、フィルターやトレイの洗浄、砂の補充や交換などが挙げられます。センサーやモーターの点検、フィルターの清掃、消臭剤の補充などが必要です。定期的にメンテナンスをすれば、性能を維持でき、トラブルを未然に防げて結果的に長期的に使用することができます。

ねこ初心者さん
ねこ初心者さん

つまり、日常使う家電製品と同じってことだね!

猫が嫌がる可能性がある

猫が全自動猫トイレを嫌がる可能性があります。機械音や自動動作、トイレの形状や大きさ、砂の種類や触感など新しい環境への警戒心によるものです。

猫の性格によっては閉鎖的な空間が苦手だったり、強い消臭機能を嫌がったりする場合もあります。複数の猫がいる場合は、順番待ちを嫌がる可能性もあります。
» 理由はさまざま!猫が突然トイレで排泄しなくなる原因と対策

自動洗浄の機能面が合わなかったり、トイレ内の温度や湿度が快適でなかったりする場合は、猫が不快に感じる可能性があります。猫が新しいトイレに慣れるまでには時間がかかる場合が多いので、根気強く対応しましょう。
» 叱らずに褒める!猫のトイレの正しいしつけ方を解説!

運転音が気になる可能性がある

全自動猫トイレの運転音は、飼い主の生活に影響を与える場合があります。音に敏感な方は注意が必要です。寝室や仕事部屋の近くに設置すると、モデルによってはモーター音が気になってしまうこともあります。

よほど安価なモデルを選ばない限り騒音と感じることはなさそうですが、心配な場合は、指定した時間のみ掃除してくれるタイマー機能が付いたモデルなどを選ぶと安心です。
» 猫のトイレの理想的な場所選びを解説

故障のリスクがある

全自動猫トイレは大変便利な一方で、電化製品ですから故障のリスクはあります。リスクとは以下のとおりです。

  • センサーの誤作動
  • 消耗部品の劣化
  • ソフトウェアの不具合
  • 猫の体重や動きの検知不良

万が一に備えて、購入前に保証やアフターサービス内容を確認しておきましょう。

安価なモデルだと交換部品がなかったり、そもそも問い合わせ先がない場合もありますので注意が必要です。

定期的なメンテナンスで故障のリスクは軽減できますが、完全な防止は困難です。また、猫自身が電源を噛みちぎって壊したなどの破損・破壊は保証の対象外になることがほとんどです。

» 猫のトイレ掃除の重要性や掃除方法、臭い対策について詳しく解説

猫の健康状態の把握が難しくなる

全自動猫トイレの導入により、飼い主さんが排泄物を直接確認する機会が減ります。そのため、猫の健康状態の把握が難しくなる可能性があります。

心配な場合は、体重や尿量を計測、管理できる健康管理機能付きのモデルもあるので、そのようなを選ぶのがおすすめです。

全自動猫トイレを使用する場合は、意識的に猫の様子を観察するようにしましょう。
» 猫の健康診断ガイド

電気代と消耗品のコストがかかる

全自動猫トイレは、電気代と消耗品のコストを考慮しましょう。

電気代は月に100円~数百円程度、砂や脱臭剤などの消耗品は月に1,000〜3,000円程度かかります。

電気代の中には、待機電力、掃除する時の稼働電力でかわってきますので、自動トイレの最大消費電力を確認しておくと安心です。

砂などの消耗品コストは一般的なトイレでもかかるものなので大きな違いはありません。

ランニングコストも従来の猫トイレより高いため、家計の負担になりがちです。

電気代は契約の電力会社、エリア、使用頻度によって差がありますので、一概にいくらかかるとは言えません。あくまで目安の料金になります。自動トイレを導入したことで電気代が跳ね上がったたという声は目にしたことがありませんので大きな心配は要らないでしょう。

全自動猫トイレが向いている人の特徴

全自動猫トイレが向いている人の特徴は以下のとおりです。

  • 時間がなく忙しい人
  • トイレ掃除が苦手な人
  • 複数の猫を飼っている人
  • 高齢で猫の世話が大変な人

生活スタイルや猫の性格、予算などを考慮して導入しましょう。

時間がなく忙しい人

時間がなく忙しい人は、猫のトイレ掃除に時間を割くのが困難です。全自動猫トイレを導入すると、毎日のトイレ掃除の負担が軽減されるなどの大きなメリットを得られます。出張や残業が多い場合でも、定期的な掃除が不要で、猫の世話にかける時間を最小限に抑えられます。

多忙な日々でストレスを感じている人にとって、猫の世話を簡略化できる全自動猫トイレは有効な選択肢です。効率的に猫の世話ができるため、心の余裕が生まれ、愛猫との時間をもっと楽しめます。

トイレ掃除が苦手な人

トイレ掃除が苦手な人に、全自動猫トイレは強い味方となります。メリットは以下のとおりです。

  • 掃除の手間が省ける
  • 臭いや汚れに触れる機会が減る
  • 清潔な状態を常に保てる

複数の猫を飼っている人

複数の猫を飼っている場合、トイレ掃除の手間を大幅に削減できます。個々の猫の使用状況が管理しやすくなり、トイレの取り合いを防げる点も魅力です。トイレの使用状況から、猫ごとの健康状態のモニタリングが可能な機能のモデルもあるので、より安心することができます。

猫砂の消費量を抑えられるだけでなく、臭いの問題も軽減できます。清潔な環境を維持でき、猫の数が増えても対応しやすくなります。留守中でも安心して猫が過ごせる点もメリットです。
» 猫の多頭飼い成功の秘訣

高齢で猫の世話が大変な人

高齢で猫の世話に負担を感じている人は、体力的な負担を軽減し、快適な猫との暮らしを実現できます。主なメリットは以下のとおりです。

  • トイレ掃除の頻度の減少
  • 猫砂の交換・運搬の手間の軽減
  • 定期的な清掃作業の減少

猫の排泄物を片づける世話は、一般的に腰をかがめる体勢ですること多いです。

自動トイレにお掃除をしてもらうことで1日に何度もしゃがんだり、かがんだりする頻度が少なくなるので、腰や膝への負担が軽くなり、体力的な余裕ができます。

臭い問題も改善され、ストレスの軽減も可能です。夜間のトイレ掃除の必要がなくなり、睡眠の質も向上します。

猫の健康状態を通知してくれる機能があるモデルもあるので、安心してお世話ができます。

定年退職後の外出や旅行を楽しみにしているけど、猫の世話があるから外出できない…と悩むこともなく、快適に、より自由な行動計画が可能です。
» 猫と一緒に旅行は可能?旅行に連れて行くときのポイント

全自動猫トイレのメリット

全自動猫トイレには、猫の飼育を快適にする以下のメリットがあります。

  • 清潔な状態を維持できる
  • 飼い主の手間を軽減できる
  • アプリで健康管理ができる

清潔な状態を維持できる

全自動猫トイレは、定期的な自動清掃により、常に衛生的な環境を保てます。猫の排泄物が長時間放置されないため、臭いの軽減効果が高く、細菌の繁殖抑制という点でも安心です。トイレ周辺の床や壁の汚れを防げるため、部屋全体の清潔さも保てます。

除菌・消臭機能付きの製品を選べば、より衛生的な環境の実現が可能です。清潔な環境は猫のストレス軽減にもつながります。
» 猫のストレスサインの見分け方

飼い主の手間を軽減できる

全自動猫トイレを使用した場合のメリットは以下のとおりです。

  • 留守中のトイレが清潔に保たれる
  • 部屋に充満する臭いから解放される
  • 深夜のトイレ掃除が不要になる
  • 猫砂の買い出し頻度が減少する
  • トイレ周りの掃除が簡単になる

飼い主の体力的な負担が軽減され、時間的余裕が生まれます。ストレスなく猫のトイレ管理ができます。
» 猫の留守番、不安を解消!快適に過ごすための秘訣

アプリで健康管理ができる

最新型の全自動猫トイレには、スマートフォンと連携した機能の搭載が特徴です。アプリを使うと、猫の健康状態を簡単に把握できます。排泄物の重量や回数、排泄パターンの変化、食事や水分摂取量との関連性などの情報の把握が可能です。異常を検知すると通知が送られてくるため、早期に対応できます。
» 猫の理想的な食事の回数と食事管理

定期的な健康レポートが生成されるため、長期的な健康データの確認が可能です。獣医とデータを共有できる機能もあり、専門家のアドバイスを受けやすくなります。複数の猫を飼っている場合は、猫ごとに健康状態の把握も可能です。

全自動猫トイレの選ぶときのポイント

全自動猫トイレを選ぶ際のポイントを押さえると、猫と飼い主にとって使いやすいトイレを見つけられます。選ぶポイントは以下のとおりです。

  • 猫の年齢・トイレの習性
  • 設置スペース
  • 予算・ランニングコスト
  • 保証・アフターサービス
  • 操作のしやすさ
  • 健康管理機能

猫の年齢・トイレの習性

猫の年齢やトイレの習性に合わせて適切なトイレを選ぶと、快適な環境を提供できます。子猫は頻繁にトイレを使用する傾向があるため、清掃機能が充実した全自動猫トイレがおすすめです。高齢猫は関節が弱くなるため、低めの入り口があるタイプを選びましょう。

猫の大きさも考慮する必要があり、大型猫には広めのトイレスペースが必要です。複数の猫を飼っている場合は、それぞれの習性に合わせた選択が重要です。排泄の頻度や量は猫によって異なり、特定の形状や材質のトイレを好む猫もいます。臭いに敏感な猫には、こまめな清掃が可能なタイプが適しています。

長毛種には、毛が絡みにくく掃除がしやすいタイプがおすすめです。爪とぎ習慣のある猫は、耐久性の高い素材のトイレを選びましょう。トイレの場所や環境に慣れるまで時間がかかる猫もいるため、導入時は猫の様子の観察が大切です。

遊び好きな子猫には使用を推奨していないモデルもありますので注意が必要です。

設置スペース

全自動猫トイレを選ぶ際、設置場所の広さを確認しましょう。全自動猫トイレは通常の猫トイレよりも大きいので、十分なスペースが必要です。電源コンセントの位置も確認し、猫が快適に使用できるスペースの確保が大切になります。環境面も考慮しましょう。

湿気や直射日光を避けられる場所を選び、騒音が気にならない場所を選んでください。清掃や消耗品交換の作業スペースも忘れずに確保しましょう。猫の動線を考慮した配置も大切です。床材との相性や周囲の家具や壁との距離にも注意が必要です。猫が落ち着ける環境かどうかを確認しましょう。

予算・ランニングコスト

全自動猫トイレの初期費用やランニングコストは、一般的な猫トイレと比べるとかなり高額です。初期費用やランニングコストの目安は以下のとおりです。

項目費用の目安
初期費用5~10万円程度
電気代月額300~900円程度
消耗品費月額1,000~3,000円程度

全自動猫トイレの年間費用は、年間3~5万円程度になると予想されます。長く使うほど、年間コストの低減が可能です。複数の猫を飼っている場合は、コストパフォーマンスが良くなります。

メーカーや機種によって価格差が大きいため、比較検討しましょう。耐久性や故障率も考慮に入れてください。

保証・アフターサービス

全自動猫トイレを安心して長く使うために、メーカーの保証期間や修理対応の範囲・費用を確認しましょう。困ったときに頼れるカスタマーサポートの存在も重要です。電話やメールなどで気軽に問い合わせができる体制が整っているかを確認しましょう。部品の供給期間の確認も大切です。

購入後に万が一、製品に問題があった場合の返品・交換ポリシーも事前に確認すると、安心して購入できます。故障が心配な場合は、延長保証オプションの付帯を検討しましょう。オンラインサポートや、FAQの充実度も確認しておくと安心です。ユーザーレビューでのアフターサービスに関する評判の確認もおすすめです。

修理センターの場所や対応エリア、故障時の代替品提供サービスの有無なども把握しましょう。保証・アフターサービスの事前確認で、トラブルが発生した際にも迅速かつ適切な対応を受けられます。

操作のしやすさ

使いやすい全自動猫トイレを選ぶと、日々の猫の世話が快適になります。操作が簡単な全自動猫トイレの特徴は以下のとおりです。

  • 直感的なコントロールパネルを備えている
  • わかりやすい取扱説明書が付属している
  • リモコンで操作できる
  • 自動運転モードを設定できる

問題が発生した際にすぐに対応できるよう、エラー表示の見やすさと対処方法の明確さも確認してください。掃除や消耗品交換の手順が簡単なモデルを選ぶと、日々のメンテナンスが楽になります。操作に不安を感じる場合は、日本語対応のサポートが完備されているメーカーを選ぶと安心です。

健康管理機能

全自動猫トイレの健康管理機能を使うと、猫の体調変化を早めに察知できます。排泄物の重量や回数、排泄した時間を記録する機能があるためです。尿量の測定が可能なモデルもあり、データを分析すると、猫の健康状態の変化をいち早く察知できます。健康管理機能のデータは、スマートフォンアプリと連携して管理できます。
» 猫のトイレの平均回数と対処法、病気を発見するヒントを解説

グラフ化された健康トレンドを確認できるため、猫の体調の変化を視覚的に理解しやすくなる点もメリットです。排泄量や回数に急な変化があった場合、アプリがアラートを出すため、異常を早期に発見できます。病気の兆候を、いち早く察知できる可能性も高まります。

獣医へのデータ共有機能もあるモデルなら、診察時の正確な情報の伝達が可能です。食事量や水分摂取量との相関分析も可能で、詳細な健康管理ができます。複数の猫を飼っている場合は、個別管理機能により、猫ごとの健康状態を把握できます。

まとめ

全自動猫トイレは、忙しい人や高齢者、複数の猫を飼っている人にとって便利な選択肢です。清潔さの維持や手間の軽減、健康管理機能などのメリットがあります。一方で、初期費用や月々かかるコストなどのデメリットも考慮する必要があります。全自動猫トイレを選ぶ際は、以下のポイントを押さましょう。

  • 猫の年齢や習性
  • 設置場所のスペース
  • 予算と維持費
  • 機能性と使いやすさ

さまざまな要素を総合的に考えて、愛猫に合った全自動猫トイレを選択してくださいね。