寒い季節になると頭を悩ますのが猫さんの寒さ対策ではないでしょうか。
特にお留守番させる時やとても冷え込む夜間はどうしたらいいのか悩みますよね。
猫さんが温かく快適に過ごしてほしいから暖房は24時間つけっぱなしがいいのかな?
そもそも猫さんにとって最適な温度は何度なのか?などなど。
それに、暖房つけっぱなしにすると電気代も気になるし、火事などの安全面も非常に気になるところです。
そこでこの記事では、
猫さんのために暖房は24時間つけっぱなしがいいのか?
猫さんをお留守番させる時や夜間の最適な温度と寒さ対策、
そして、猫さんが安全に使える暖房器具をご紹介していきます。
著者のプロフィールが気になる方はこちらをチェックして下さい。
→ペット用品店勤務 TOMOMIの詳しいプロフィール
猫の暖房24時間つけっぱなしがいいの?
猫さんをお留守番させる時間が長かったり、とても冷え込む夜なんて猫さんが辛い思いをしていないか心配になってしまいます。
猫さんは暑さには比較的強いけれど、寒さには弱く、膀胱にトラブルも出やすい生き物なので暖房対策は必須です。
寒いとトイレに行くのを我慢したり、水飲み場に行くのが億劫になり、寒い時期は膀胱炎になりやすくなります。
一番のおすすめはエアコンを使うことです。
エアコンは部屋全体を暖められるので、トイレや水飲み場に移動するのが億劫になることを避けられます。
火も使わないので、安全面でも一番安心です。
短毛の猫種や子猫・シニア猫の場合は特に寒さに弱いので24時間暖房を入れて部屋は暖かくすることをおすすめします。
比較的脂肪の多い猫さん、若い猫さん、運動量の多い猫さん、長毛種の猫さんはすごく寒さに弱いというわけではないので、気温が下がる頃にタイマーONになる様にセットしておけば良いでしょう。
とは言え、猫は基本的に寒がりの生き物なので対策をとりましょう。
ぬくぬくできる毛布や、もぐれる猫用ベッド等、ペット用の暖房器具を用意しておくと非常に喜ぶはずです。
猫ハウス
例えばこんな もぐれるタイプのベッドがあれば寒さ対策になります。
しかもこちらは天然素材100%で出来ているのでオールシーズン使え、夏の冷房よけとしても活用できるのも嬉しいポイントです。
定番の大人気商品です!
>>キャットハウス キビキス(楽天市場)
ペット用の湯たんぽ
電子レンジで温めて使う保温パッドです。
繰り返し使えます。
ケージにも入る大きさなのも嬉しいポイントです。
電気を使わないので経済的&留守番をさせる時も安心!
8時間ほど温かさが持続するという声が多いです!
電気式のおすすめのペット用暖房器具は下の項目でご紹介していますのでそちらも参考にしてみて下さい。
猫の暖房は何度が適温?いつから?こたつなどの注意点
猫が快適に過ごせるように温度はどの位なのでしょうか?
猫は20度を下回ると寒いと感じると言われています。
その為、まだエアコンは早いかな?つけた方がいいかな?と迷ったら、気温が20度を下回る時期になったかどうかで判断すると良いでしょう。
エリアによっては日中と夜の差が大きい場合もありますので天気予報などをチェックすることも必要ですね。
エアコンを使う場合、猫にとっての適温は22~26度くらいと言われています。
その為、寒くなりはじめた時期なら22度以上に設定し、真冬なら26度くらいを目安にしましょう。
ここからはいくつかの注意点をお伝えしていきます。
猫が暑いと思った時にエアコンから逃げられる場所を作ってあげることが重要です。
猫さんが別の部屋に移動できるなら問題ないですが、ケージ内など移動できない場所に居てもらう場合は、直接エアコンの風が当たる場所にケージなどを設置するのは避けましょう。難しい場合は、エアコンの風が避けられる箱や風が直接当たらないようにエアコン側に布などをかけてあげるのも良いです。
また、エアコンはとても乾燥するので水をいつでも飲める環境にしておきましょう。誤ってひっくりかえしてしまった時は水が飲めなくなってしいますので、水飲みは複数用意してあげるといいです。
可能であれば加湿器も同時に使うのが理想です。
濡れた洗濯物やバスタオルを室内にかけておくだけでも乾燥はだいぶ和らげることができますよ。
エアコンを使わずに、人間用のこたつや電気カーペットを利用する方もいるかもしれませんね。
弱に設定しても、人間用の暖房器具は猫さんにとっては高めの温度です。
低温やけどの恐れもありますので、人間用を利用する場合は、すごくぬるいと感じる温度設定にしましょう。
低温やけどや感電などが心配であれば、猫さん専用に作られた暖房器具を用意してあげることを検討すると良いかもしれません。
温度設定も、コードの噛みつきに対応している等、ペット専用に作られているので安心して使えて非常におすすめです。
猫の暖房器具 エアコンない時や夜間にもおすすめの3品
エアコンは電気代が気になる、、、
人間用のこたつや電気カーペットはやけどのリスクもあるし心配、、、
という方も多いかと思います。
そういう場合はペット用の暖房器具が断然おすすめです。
ペット用の暖房器具は電気代もかなり安いので安心です。
とは言え、電気を使うものだからこそ慎重に選びたいところです。
輸入品や無名メーカーの超低価格のものも数多くありますが、ペット用に研究開発された、いわゆる名の通ったメーカーの製品をおすすめします。
低温設計、噛みつき癖に対応などなど、きちんとペット専用として開発されています。発火や異常発熱など、万が一の事が起きてからでは取返しがつきません。
私の勤務するペット用品でも扱っている、評判の良い商品をご紹介しておきます。
ペット用の電気マット
アイリスオーヤマのペット用ホットカーペットです。
サイズはS~Lまであるので、猫さんのサイズや置く場所に合わせて選ぶことができます。
子猫やケージに入れる場合はSサイズ、成猫ならМ~Lサイズがおすすめ。
<おすすめポイント>
・電気代が安い。たったの0.3円/時間!
・ずっとちょうど良い温度を保てるように自動でON/OFF機能がついている
・リーズナブル
<気になるポイント>
・コードが少し短い。ケージなどで使う場合は延長コードなども検討する必要がある。
・フリースカバーがついてるが、ヒーターの硬さが気になる場合もある。その場合は上に毛布などを敷いてあげるといいですよ。
猫鍋
言わずと知れた「猫鍋」です。
我が家の猫さん達も使ってます。
猫鍋でまん丸になって寝ている姿はとてもかわいいですよ~
<おすすめポイント>
・電気代が安い。8時間使って、たったの3.3円!!(1時間あたり
0.41円位)。これなら24時間つけっぱなしでも負担になりませんね。
・自動温度調整してくれる。
鍋を触ってみても、それほど暖かくないのですが猫さんにとっては快適な温度なんだと思います。
別途、レビュー記事をご紹介しますね。
猫用のこたつ
キャティーマンの猫用こたつ「ねこの夢こたつ」です。
掛け布団も敷布団もついています。
猫の快適温度31度をキープしてくれるので安心。
<おすすめポイント>
・電気代が安い。8時間使って、たったの3.9円!
・内部が暗いので猫さんの目にも優しい。
・自動温度調節
・ヒーターカバーがついているので安心
<気になるポイント>
・ON/OFFスイッチはないのでコンセントで抜き差しする
猫こたつ、我が家でも使っています。
3匹が使ったリアルな感想をお伝えしているので良かったらあわせて読んでみて下さいね。
まとめ
寒い季節になると、猫さんのために24時間 暖房をつけっぱなしにするべきなのか悩みますよね。
子猫やシニア猫、療養中の猫、短毛(毛の薄い子)の場合は室温をあたたかく保つ必要があるので24時間 暖房をつけっぱなしにしても良いでしょう。
室温は22度~26度が猫さんの適温です。
寒さに比較的強い猫さんであれば、気温が20度以下になりそうな日や時間を見極めてタイマーセットなどしておくと良いでしょう。
とは言え、もぐれる猫ベッドや湯たんぽなどを用意してあげると喜びますよ!
ペット専用の暖房家電を積極的に活用するのもとってもおすすめです。
暑くなり過ぎず冷えない様な、猫さんが快適に過ごせる環境を作ってあげて下さいね!