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猫草カビ対策に3つのポイント カビのある猫草は食べて大丈夫?

猫草転倒
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気付くと猫草の土の部分にカビが生えていてビックリすることがあります。
しかも猫さんは気にせず食べているし、、、

ペット用品店で働いている私は、お客様から以下の様な質問を受けることがあります。

  • 猫草のカビが生えるのはなぜ?
  • カビが生えない様にする対策はあるの?
  • カビの生えた猫草を食べても大丈夫なの?

 

これらのご質問にお答えしていきたいと思います。

猫草カビが生える原因

まず、猫草にカビが生える原因は。。。

高温多湿

これにつきます!

特に5月~8月はカビが発生しやすいのです。

ある意味、日本の気候の宿命、、、

ちなみに、ご自宅で栽培されている方は、この時期はカビの悩みだけではなく、発芽も遅い気がするなぁ、、、と感じられる方がいます。

これも品質不良というわけではなく、高温多湿という季節の影響なのです。

とは言え、少しでもカビの発生を防ぎたいですよね。

そこで、この時期に私達ペット用品店のスタッフが気をつけている猫草の管理方法をお伝えしていきますね。

猫草のカビ発生を防ぐ方法

猫草にカビが生えるのを防ぐためには3つのポイントがあります。

  • できるだけ通気性の良い所で保管をする。
  • 水やりは多くても1日2回まで。
  • 水の量にも注意!

ひとつづつ説明していきますね。

<できるだけ通気性の良い所で保管>

5月~8月は特に多湿でカビが発生しやすいので、水場(風呂場や洗面所など)での保管は避けましょう
一番のおすすめは直射日光が当たらない窓際などでの保管です。
直射日光がガンガンあたる場所だと発芽しにくかったり、草が硬くなったり、日光焼けで枯れてしまう場合もあるので、そこまで日光のあたりは気にしなくても大丈夫です。
実際、店内の太陽が届かない場所でも猫草は成長します。

<水やりは多くても1日2回まで>

夏の暑い時期でも、鉢植えや庭木の植物に水を与える様にあげる必要はありません。
水やりは多くても1日2回で十分です。
例えば2回と決めたなら、毎日12時と19時に水やりをしよう等と時間を決めておきます。
2回あげたのに、ふと違う時間に土が乾いているのが気になってしまい、またあげてしまう方がいますが、乾いていても気にする必要はありません。

<水の量にも注意>

しつこい様ですが、水のやりすぎはカビや腐敗の原因になります!
与える水の量の目安は猫草の土表面が湿る程度です。
じょうろやコップなどで水を与えると、自分が思っている以上に水を与えがちになってしまいますので、霧吹きを使うのをおすすめします。
水やりをして、下の受け皿に水が出てきたら多過ぎです!
鑑賞用の草木の様にたっぷり与える必要はありません。
むしろ、こんなちょっとで大丈夫?と思う位の量で問題ありません。
特に5月~8月は極力少なめで!

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カビの生えた猫草を食べても大丈夫なの?

猫草にカビが生える原因と対策方法はお分かりいただけたかと思います。

ところで!
猫さんがカビの生えている猫草を食べているのを発見してしまったらどうしたら良いのでしょうか?(結構、食べちゃうんですよね、、、)

カビが生えている猫草を食べて健康被害にあったという話はまだ聞いたことがありませんが、カビなので体に良いものでないのは確かですよね。
ですので、

カビが生えた猫草は、猫さんに食べさせないで下さい!

カビが生えている部分含め、周囲を少し多めに抜きとって下さい。
可能であれば土も数センチ掘って取り除くと安心です。




最後に

猫草にカビが生えると心配になりますよね。
高温多湿の5月~8月はどうしてもカビが発生しやすくなりますので以下の3点に注意してみて下さいね。

・できるだけ通気性の良い窓際等で保管。風呂場や洗面所はNG。
・水やりは多くても1日2回まで。
・水の量は霧吹きで表面が湿る程度でOK!

上記でお伝えした点に気をつけていただければ、猫草のカビ発生を防げると思いますので試してみて下さいね。

また、猫草は数か月育てたり鑑賞する植物ではないので、カビが生えてしまったら取り除いて捨てたり、数日で処分する消耗品と割り切ることも必要かもしれません。

猫さんが猫草を食べる姿ってほんとに可愛いですよね。
安心できる猫草をあげたいものです。

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