猫さんの避妊・去勢手術後などの術後は、エリザベスカラーをする機会があると思います。
私が勤務するペット用品専門店にも、術後のエリザベスカラーを購入しに来る方が沢山いらっしゃるのですが、実はわざわざ購入しなくても、カップ麺の容器でエリザベスカラーを手作りできるんです。
売上を考えたら、勿論お店のエリザベスカラーを買っていただきたいところですが、たいていの市販のモノって硬いし、大きくて壁にガツガツぶつかってしまって動くのが大変そうで見ていて可哀想になってしまうのでお客様にも作り方を説明しちゃってます 笑
それに、費用も200円以下で作れちゃいますよ。
良かったら参考にしてみて下さいね。
エリザベスカラーを手作りしてみた カップ麵だよ!
参考までに、こちらが一般的な大きさのエリザベスカラー。
耳の上までかぶさっているし、顎下の部分も床に擦れる程に大きいし、かなり視界が悪そうです。
そしてこちらが手作りのエリザベスカラーです。
余裕の表情、、、
一般的なエリザベスカラーより小さく見えませんか?
この三毛猫さんは避妊手術後にこの手作りエリザベスカラーを4日程していたのですが、視界もそれ程妨げになっていなそうでした。
その証拠に、手作りエリザベスカラーを付けたまま高いキャットタワーにも登れてました。
変な顔~
身軽に動けるけれど、手作りエリザベスカラーが邪魔をして自分で傷口を舐めることはできません。
ちなみにこちらは身動きできないレベル、、、泣
エリザベスカラー手作り カップ麵を使う作り方
用意するものは以下の3点です。
- カップ麺の容器
- カッター
- マスキングテープ(必要に応じて)
カップ麺の容器は食べ終わった容器でなく、新品を用意してあげましょう。
一度食べた後のカップ麺の容器は匂いが残っています。
猫さん達は人間より臭覚が優れているので、それがずっと首回りにあると不快に感じてストレスにつながります。
中身は別の器でいただきましょう!
では、早速作っていきましょう!
①カップ麺の底をくり抜いていきます。
最初は想像より小さめにくり抜いて、試着をしながら大きくしていくのがおすすめです。
大きさの目安として、普段から首輪をしている子なら同じ位の大きさに。
首輪をしていない子は人の指が1本位入る位の余裕を持たせてあげましょう。
※首輪をしている子はエリザベスカラーをしている期間は外してあげて下さいね。
②カップ麺の上側を切って高さを調整していきます。
※この工程は必須ではないです。
顔の小さい子などはカップ麺の深さがあるものだと視界が悪くなってしまう可能性があるので高さを調整していきます。
我が家の三毛さんも高さを少し削りました。
③切り口をマスキングテープで保護する。
切り口がけっこうギザギザになってしまうかもしれません。
猫さんは毛が生えているので それ程刺激にはならないと思いますが、毛の少ない子や皮膚が弱い子はカバーをしてあげると良いと思います。
切り口にマスキングテープを貼ります。
ガムテープやセロハンテープはおすすめしません。
粘着力が強くて毛が絡まる可能性があります。
感触もマスキングテープの方が柔らかいです。
以上で完成です!
とってもとっても簡単ですね!
わたしにも襟巻き作って~
さいごに
この記事ではエリザベスカラーの手作りについて書きました。
今回はカップ麵での作り方をご紹介しましたが、用意するものは身近にあるものなので必要な時にすぐに作れますし、エリザベスカラーをする期間が終わったら気兼ねなく処分もできちゃいます。
それに費用もとっても安く済むのも嬉しいですよね!
良かったら試してみて下さいね。